読書とか観劇とか個人的な記録です
             
     
                 
     
                    
先月の話なのでもう記憶もおぼろげですが、一応自分の記録としてつけているのでこの舞台の話も書いておきます。

「五右衛門ロック」7月13日@新宿コマ劇場にて。
いやいやいや、すっごくおもしろかったです。 一緒に行った友達がいい席予約のために入ったファンクラブのおかげで、すごくいい席だったのでオペラグラス無しでばっちり役者さんの顔が見えました。
松雪泰子Good!江口洋介Good!川平ジェイGood!森山未来Good!新感線の皆さんもちろんGood!でしたが…
北大路欣也さま、さすがの貫禄でした。
とても白い犬のお父さんとは思えない。
ロン毛も似合ってたし、歌も上手だった。欣也さま目当てのおばさまが多かったのもうなずけます。
新感線特有のわかりやすいお話で、サービス精神いっぱいで楽しかったです。
コマ劇ってはじめて行ったけど席で飲食OKなのね。ほとんどの劇場はだめなのにアイス売りのお兄さんまでいてびっくり。
これがなくなってしまうのは淋しいですね。

「ミス・サイゴン」7月26日@帝国劇場にて。
知念里奈と井上芳雄ちゃんと別所哲也の回でした。
このカップルは春に見た「ルドルフ」のルドルフと仲の悪い妻のカップルでした。
なので、先入観とは恐ろしいもので、一目惚れする間柄になかなか見えませんでしたし、クリスが私にとっては悪いやつなので芳雄ちゃんもやなやつに見えて困りました。
それにクリスの妻エレンを慈愛の人とかって書いてあったけど、「どこが〜?」ってかんじ。
完全に上から目線で、タムを「ひきとってあげてもよくってよ」的な態度が鼻につきましたね。
そう思わせるのも役者がうまいからなんでしょうけど。
キムは誰がやっても本田美奈子.に見えますね。
彼女が乗り移った役なんでしょうね。思わず泣けちゃうほどね。
天国でもいろんな役をやれてるといいですね。合掌。
7月9日昼の部@赤坂ACTシアターにて観劇。

いわずと知れたチェーホフの戯曲です。って私はチェーホフってロシア人だよねーぐらいしか知りません。
有名とされている「桜の園」も吉田秋生のマンガで題名を知ってるだけですからね。
その「桜の園」と並んで有名な「かもめ」です。
演劇青年が好きそうなザ・演劇ってかんじ。
竜也が出てなきゃ絶対観ない芝居ですね。
なんたってわかりにくい。
ロシア人は名前が長い、お芝居なのに劇中で呼び名が変わったり(ニックネームだったり、芸名だったり)パンフレット買わなきゃ、人間関係もわかりにくい。
トリゴーリンがニーナと話す場面なんて何が言いたいのかさっぱりで、半分寝ちゃいましたよ。
チェーホフは主役を誰って決めない戯曲を書くのが信条だそうなので、ポスターで竜也が一番大きかろうが、加賀丈史とW主役と謳っていようが出番も台詞も少ないです。
なので見るほうの集中力も途切れるってもんです。

だけど、麻実れいの女優のお母さんはよかったですよ。
難しい芝居を軽くこなしてるってかんじで、さすがでした。
なので、(私は竜也ファンだけど)竜也の芝居は力が入りすぎて浮いてる気がしました。
ファンだからってなんでもいいってわけじゃないのだ、大人ですから。

まあ、小説も人が死ななきゃオモローじゃないし、映画も話題のものしか見ないって程度の、演劇ファンの風上にもおけないワタクシなんかには正統派すぎる演劇は敷居が高いってことですね。
14日(水)昼の部@帝国劇場にて観劇。

后妃エリザベートの息子ルドルフの悲恋の物語です。
東宝ミュージカルが好きそうな題材でもって、大ヒット「エリザベート」のスピンオフ的な話なので受けないわけがありません。
演出は宮本亜門だし。
正直わたしは宮本亜門演出ってどうなの?って思ってきましたけどルドルフはわかりやすくってよかったです。 わかりやすい話ですけどね。
主役の井上芳雄くんも笹本玲奈ちゃんも歌がうまくてかわいいです。
芳雄ちゃんのいじわるな妻役の知念里奈ちゃんも相当いじわるでよかったです。
ヨハン・ファイファー役の浦井健治くんがわたしは好きです
でもみんなお人形みたい。

今回席がいいんだか悪いんだか、D席の一番はじっこ(ふつう4番目なところ端なので2番目でした)だったのでオペラグラスいらずでしたが終始斜め見でした。
劇中「毎日少しづづ死んでいくならいっそひとおもいに死んでしまいましょう」って台詞があるんだけど、
今のご時勢それはどうなんでしょう?
最近の人はすぐ硫化水素で近所に迷惑かけまくって死んじゃうからね。
ま、死にたい人が悠長にお芝居なんか観に来ないからそんな心配ないけども。
心中ものってお芝居だからいいんであって、実際は心中すると同じ世界にはいけないそうですよ。
寿命を全うしないで自殺すると、生きてる時よりもっとつらく彷徨うらしいですし。
おっと!話がずれました。 
「ルドルフ」は「エリザベート」が好きならきっと好きですよ。
お好きならぜひ。


22日「身毒丸 復活」夜の部@彩の国さいたま芸術ホールにて観劇。

この舞台が竜也にはまるきっかけだったし、前回6年前の時に「身毒丸 ファイナル」だったので、もう竜也での身毒丸は見れないと思っていたので喜びもひとしおでした。
たしか前回ファイナルと銘打ったのは、竜也が大きくなりすぎて少年が無理っぽいからだったはずだけど、今回はその時よりさらに年齢がいったのに実に怪しい少年ぶりに磨きがかかっていました。
はまったとはいえ、記憶はあいまいになりますから(こっちも年取ってますからね)こういう場面あったっけみたいな新鮮さもあり、最近は大劇場でシンプルな美術セットでやる舞台が多い蜷川演出としては猥雑なきもこわな舞台が懐かしくもありました。
昔々、「唐版 滝の白糸」を蜷川演出で観た時と同じ衝撃です。(この時は岡本健一主演でしたが、竜也もやってるんだよね)

多分もう竜也での身毒はこの先ないと思われますが、白石加代子さんの撫子はありでしょうね。
絶対はまり役です。 おばあさんになりすぎたらどうかとは思いますが。
第二の藤原竜也を発掘できたらこの舞台はず〜っと続くと思います。
違う子でもまた見たいと思わせる力があります。
でも最近のきれいな若い男の子はヒーローものでデビューしちゃうからな〜。
出でよ!怪しい美少年!

さあ、次は「かもめ」ですよ。
25日劇団☆新感線「IZO]を観てきました@青山劇場、昼公演。

いや〜、良かったです。
V6の森田剛だし、幕末物だし、どうかな〜と思っていたのですが、やっぱり新感線に外れなしでした。
いのうえ歌舞伎とは違って史実に基づいてるから鬼が出たり妖怪が出たりという派手なパフォーマンスはないけれど、それはやっぱりチャンバラの血であるとか雪であるとか満作の花であるとか、そういったもので魅せるわけです。
森田くんも「人斬り以蔵」合ってました。
剣の腕はたつけど頭が悪いので都合よく使われて、慕っていた武市先生にまで犬扱いで、裏切られます。
そういう哀しい野良犬なかんじがすごくよく出ていました。
最初に出てきた時は鳥肌立っちゃったもんね、叫び声が哀しくて。

この芝居には教訓がありますね。
人間、頭悪いとダメだって。
自分で考える力がないとだまされちゃってひどい目にあうよって。
最後以蔵も気付くわけですが、時すでに遅し。
みんな!勉強せいよ!